過去記事チェッカーを導入しました。私はここ一年ほどShinobiライティングの開発を進めております。
ここ最近進めているのは、記事の品質向上施策です。
その一環で、本日Shinobiライティングに過去記事チェッカーを導入しました。
目的は記事の品質向上と、承認率の向上です。
記事の品質を上げるためにチェックロジックの閾値を上げることは可能ですが、そのためにライター様への報酬(時給換算)が下がってしまうのは問題です。
このどちらも実現させるために、投稿後に審査を行う従来タイプのものではなく、投稿時点でチェックを行い、問題があった場合には差し戻して再投稿をしていただく形にしました。
今回導入したものは「過去に投稿された記事との重複チェック」です。
同じような記事を何記事も納品されてしまうのは問題となってしまいます。
これを改善させるためのチェッカーとなっております。
Shinobiライティングでは、他にも様々な自動チェックや目視による確認などが行われていますが、自動で判定できるチェック部分はなるべく投稿時にチェックを行い、記事の修正が出来るようにしていきたいと考えております。
今後検討しているチェックについて記事の品質を計測するためには、いくつかの点があると考えています。
・コピーコンテンツの重複率
WEB上に存在するコンテンツとの重複率
過去に投稿されたコンテンツとの重複率
・記事内容の重複率
文章の内容、文脈の一致等での重複率(文字、単語の一致ではない)
・日本語構文チェック
表記ゆれ、誤字脱字、接続詞頻出、助詞連続使用等
・事象の事実確認、ソース元等のチェック
日本の人口が5億人を超えましたが←事実と異なる
・クライアントのニーズに合っているか
希望通りの内容であるか、無関係な記載がないか
日本語の解析には、形態素解析、係り受け解析、構文解析、意味解析、文脈解析などなど、様々な解析があります。
自動で判別出来ないこともありますが、様々な解析を作ることで大よそ自動化することが可能です。
実際、解析のシステム自体はだいぶ整ってきており、ライター様にどのように指摘をするのか、閾値をどこに設定するかの調整段階となっています。
クライアント様や案件によってはチェックが不要なものもあります。
品質と納品速度は反比例するものであると考えており、そこを調整するものが記事の単価であると考えています。
様々なニーズがある中で、クライアント様のニーズとライター様のニーズのそれぞれに応えられるであろう最適解が出せた時点で、他のフィルターを導入して行きたいと考えています。
個人的に企んでいることライターランクを導入したいと考えております。
だいぶ前から提案しておりますが未だに実現できてない案件の一つです。
今後、Shinobiライティングではより高品質な案件を増やしていきたいと考えているのですが、ライター様にはどうしても品質のバラつきがあります。
高品質な案件ほど高単価な案件になると考えておりますが、高単価な案件はどうしてもすぐになくなってしまう傾向があります。
あまり品質が高くない記事を書いているライター様に記事を書かれてしまうと、クライアント様はもとより、高品質な記事を書くライター様にも機会損失となってしまうため、色々と問題があると考えているのです。
そのため、品質や貢献度に関するライターのランクを導入し、ランクに応じた公開制限を設けたらどうかと考えているのです。
その際は過去に投稿された記事品質によるポイントや貢献度によるポイントなどから集計してそれぞれのランク分けを行うことになるかと思います。
・・・出来たらいいなー。
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